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第三自動車部レースレポート 2003年第2戦 2/4

AM8:45 本選開始15分前

予選タイム1分18秒ほどの私たち第三自動車部のグリッドは23番目。
まぁ、いつもと変わらぬスターティンググリッドです。orz
ただ、今回違うのは参加台数が28台と少ないのでピットの見える位置からの
スタート。
うーむ、嬉しいやら悲しいやら…。

本選第一ドライバーはみなさんお馴染みの

「SGSD(スーパーグレートスペシャルドライバー)」

わたくし一応代表でございます。
この時点で二日酔いはまったくと言っていいほど治っておりません(爆)

「酒気●び運転じゃないの?」

という読者の言葉は私の耳には届きませんのであしからず。

どうやら霧が濃くなり第一ヘアピンの見通しが悪く危険と判断した事務局では
本線開始3ラップまでペースカーが入ることに。
タイヤも温められるしちょうどいいかも。と思う私。
目の前にはAE86とEG6がいる。

「どのタイミングでぶち抜いてやろう」

といろいろ作戦を練る私(嘘)。のちのちこのモクロミが功を奏するのだ。

走行している間にチェッカーがふられ本選開始。
予定通りペースカーが入り3週ほどしてからオールグリーンへ。

とりあえず、ストレートで3台ほどパスして第一コーナーへ頭をいれる。
やはり混戦状態となり思うようにラインが取れない。
10ラップ位してから車がまばらになり、普段どおりの走行が可能となった。

「うん、ブレーキもイケるイケる。」

最初はおっかなびっくりだったブレーキも「ガツン」と踏める。
順調にラップを重ね、ホームストレートで私のラップタイムが表示された。

「1分14秒」

おお、速いじゃん。おれ。前回の自己ベストをあっさりと更新してしまった。自分
の才能に怖さを感じながらも、

「とまる、すすむ、まがる」

車をまるで自分の手足のように扱うSGSD。やっぱ俺ってすげーや。
なーんて思いながら、一番の気がかりなミッションをいたわりながらの走行を
続ける。ピットから「ラスト30分」のサインボード(画用紙)が出される。
不意にガソリンメーターを見ると

「…E 指してるべや」

やばい。
思ったより燃費悪い。
ラップタイムを落とし様子を見るがEをさした針は、いっこうに上向きになる
気配を見せない。我慢汁走行が続く。
開始1時間30分。こんなところで止まる訳には行かず、ドライバー判断で
給油サインを出した後、2週ほどしてピットイン。

「E 指しっぱなしでさぁ…」

と言った瞬間、動く気配すら見せなかったガソリンメーターが気持ち上向く。
ここで監督に「ドライバーチェンジもいっしょにしよう」と持ちかけ給油後に
2番手「たつぼん」に交代。

「シフトチェンジを丁寧にすれば3速は問題ない」

と車の状況を伝えコースへ送り出す。
タオルで汗をぬぐい、生茶で喉を潤しながら現在の順位を確認。

「…まじで?」

なんと、ピットインするまで総合10位をキープしていたらしい。
しかも自己ベスト1分13秒627(←やたらこまかい)を叩き出していた
そうだ。あらためて「天才」という言葉が良く似合うなぁと思った一応代表で
した(笑)

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